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2006年5月25日 (木)

ヨーロッパの旅・3

3・・スペイン坂

 あ・・これが「ローマの休日」で有名なスペイン坂・・。古びた階段である。手すりは広く40センチ以上?はありそうだ。その上では何人かの若者が日光浴をしている。見れば皆半袖ではないか!?・・・今日がいくら暖かいといえまだ2月末、私達はコートをはおっているというのに、この違いは何だ??・・・かと思うと、フサフサの毛皮をはおったご婦人が目の前を通り過ぎる。なんとも面白い光景である。
 到着当日の午後は自由行動、ゆっくりとローマの人々や風を感じたい・・・なんてきどってみた。時子は階段に腰かけ、スケッチブックと鉛筆を取り出してスケッチを始めた。この場所からは当分動かない様子である。私は現地の若者のマネをして手すりにごろんと寝転んだ。異国の地で、青い空の下、それも街中で・・・日本では考えられないような日光浴だ。陽射しが実に心地よい。時々、質のよさそうなコートをはおり、鞄をたすきがけにしてハイヒールをカツカツとならし、嬉しそうに階段を上り下りする日本の女子大生の集団が目に入る。彼女達もきっと卒業旅行なのだろう。
「こんなところで寝転がってる私も、同じ女子大生なんだけど・・・何か格好もだいぶ違うよなー・・・」
 私は、着古したシャツにジーンズ姿。コートは、縫い目に少し亀裂の入った鞄を包み、私の頭の下で枕がわりになっている。
「この格好だからこんなことできるんだろうけど!」
 そんな事を思いながら、私は彼女達など目に入っていないようなふりをしていた。・・・暫くたっただろうか、私の鼻を何かが「つー・・」っとつたった。赤いものがポタリと落ちる。
「な・・なんでこんな所で!!」
 鼻をつまみながら手すりを下り日陰に入る。どうやら私の体は、気圧の変化とこの陽射しの強さに耐えられなかったらしい。時子は、ワタフタしている私に気付き不思議そうな顔をしている。
 その日私は、偶然持っていた日本製のタオルを、スペイン坂の踊り場のゴミ箱に一枚捨ててくるはめになった・・・。

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コメント

ガイジン(笑)晴天の日に日光浴はやめた方がいいと
思うんだが...。日本だと特にスタバ(笑)
ぎんりんちゃんも混じって来たのね、
でもとても気持ち良さそうだ。

スペイン坂というと渋谷しか思いださない貧しい知識の私(笑)

そうそう混じってきたのよ(^^)いい気持ちだったよ
現在顔にある大量のシミはそこで量産されたのかも・・
んなわけないか(笑)

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